じゃがいも畑

開発ネタの記録

Vue.jsでアプリを作成してFirebaseにデプロイする

最近やったので忘れないうちにメモ。環境はwindows 10です。

Node.jsのインストール

以下からインストーラーをダウンロードしてインストールする。
この記事を書いたときは10.14.1 LTSでした。

nodejs.org

Vue-cliのインストール

Node.jsのインストールが完了したらコマンドプロンプトを起動して以下を入力。

$ npm i vue-cli -g

とりあえずインストールの確認。

$ npm list --depth=0 -g
vue-cli@2.9.6

Vue.jsアプリの作成

コマンドプロンプトでどこか適当なフォルダを指定(とりあえず"D:\Vue"に)

$ D:
$ mkdir Vue
$ cd Vue

そして以下のコマンドを実行。初期設定をいろいろ聞かれますがとりあえず何も考えずに全部Enterで大丈夫そうです。

$ vue init webpack hellovue

? Project name hellovue
? Project description A Vue.js project
? Author XXXXXXX
? Vue build standalone
? Install vue-router? Yes
? Use ESLint to lint your code? Yes
? Pick an ESLint preset Standard
? Set up unit tests Yes
? Pick a test runner jest
? Setup e2e tests with Nightwatch? Yes
? Should we run `npm install` for you after the project has been created? (recommended) npm

いろいろ初期化された後、こんな感じの画面が出ると思います。指示通りにコマンドを打ってみましょう。
f:id:whitedog0215:20181203224956p:plain

$ cd hellovue
$ npm run dev

すると、http://localhost:8081でアプリケーションが動いてるよ!とメッセージが出ます。
(普通の人はhttp://localhost:8080かも?)
開いてこんなページが出れば成功です。
f:id:whitedog0215:20181203225500p:plain

Firebaseのプロジェクトを作成する

以下のページ右上からGoogleアカウントでログインしてコンソールへ移動。
firebase.google.com

新しくプロジェクトを追加する。下の画像のような感じでいいと思います。
f:id:whitedog0215:20181203230104p:plain

Firebase CLIのインストールとログイン

せっかくコンソールまで開いたところですが、コマンドプロンプトに戻ります。
以下のコマンドからFirebase CLIをインストール。

$ npm install -g firebase-tools

インストールが終わったらログイン。Googleアカウントへの許可を求めてくるので許可します。

$ firebase login

無事にログインできました。
f:id:whitedog0215:20181203230850p:plain

Vueプロジェクトのビルド

特にいじっていなければ、コマンドプロンプトのカレントのフォルダ構成は以下みたいな感じだと思います。
f:id:whitedog0215:20181203231336p:plain

この状態から、まずはデプロイするためにVueプロジェクトをビルドします。

$ npm run build

そうすると、distというフォルダが生成されると思います。
このdistフォルダをFirebaseにデプロイしていきます。

Firebaseの初期化とデプロイ

まずはFirebaseの初期化を行います。以下のコマンドを入力。

$ firebase init hosting

Are you ready to proceed? と聞かれるのでEnter。
次にプロジェクトを選択するように言われるので先ほど作成したプロジェクトを選択。
(hellovueと書かれたやつがあると思います)

そして、"What do you want to use as your public directory?"と聞かれるので
先ほどビルドしたdistフォルダを指定します。そしてEnter。f:id:whitedog0215:20181203232820p:plain

後の質問はすべてEnterで大丈夫です。
完了したら以下のコマンドでデプロイしましょう。

$ firebase deploy

ページの確認

あとはコンソールに表示されているURLにアクセスして、作成したVue.jsアプリの画面が表示されれば完了です。

デプロイされたアプリはFirebaseコンソールのHostingメニューから確認できます。
f:id:whitedog0215:20181203233450p:plain

用が済んだら以下のコマンドでアプリを停止できます。

$ firebase hosting:disable

とっても簡単